外貨預金は銀行よりFXが断然お得

外貨預金は銀行よりFX業者の方が断然お得って知ってる？

円で預金しても金利は低く利息はほとんど付かないのは周知の事実です。資産運用というよりは、ただ預けているだけの状態といっていいでしょう。そんな中に金利が有利になる外貨預金という金融商材をが登場しました。銀行が積極的に薦めてくる外貨預金ですが、利用しようとしている方はちょっと待ってください！
銀行で行う外貨預金には実は大きな罠が潜んでいるのです…

銀行よりお得にする外貨両替の方法とは

銀行を利用した外貨両替、あなたはきっと損してます。

また、日本では長期的に低金利が続いていますから、金利が高い海外の金融商品が魅力的であることも事実です。
こうした点から外貨預金が有望視されるのであり、一見、非常に賢い選択のように見えるのです。

では、問題はどこにあるのでしょうか。
第1のポイントはその投資コストにあります。
外貨預金の手数料は、非常に高く、せっかく生まれた利益も相殺されてしまうのです。
第2のポイントは決済時期で、銀行の外貨普通預金の場合、営業時間内であればいつでも可能ですが、営業時間にアクセスすることが難しい方には向きません。
また、この場合の適用金利は非常に低く、肝心な外貨運用手段としての魅力に欠けています。
外貨定期預金の場合、比較的金利は高くなりますが、設定された預入期間があるため、その間は動かすことができません。
よって、たとえ大きな動きをとらえても、中途解約ができないため、チャンスを手にすることが難しく、リスクを避けることも難しいというデメリットがあります。
そして第3のポイントとしては、外貨預金は預金保険の適用対象外であることが挙げられます。
つまり、その銀行が破綻した場合、資産が戻ってこないケースがあるのです。

銀行側は外貨預金によって、大きな手数料収入などを得ることができるため、大々的にPRしてきますが、このように論理的に整理してみると、残念ながら利用者側のメリットは見出せないのです。

FX、外貨預金、外貨MMFを比較してみましょう。

そんなメリットのない銀行の外貨預金に比べ、FXで行う裏技的な外貨預金が今、注目を集めています。

FX、外貨預金、外貨MMFをそれぞれ項目別に比較してみましょう。
ちなみに外貨MMFとは、マネー・マネジメント・ファンドの略で、公社債や短期金融資産で運用される投資信託のことです。

	YJFX!	外貨預金	外貨MMF
1ドルあたりの 手数料	往復10銭～20銭程度	往復2円程度	往復50銭程度
取引時間	24時間可能	銀行営業時間 （オンライン取引の場合時間外も）	銀行営業時間 （オンライン取引の場合時間外も）
為替差益が 得られる場面	リアルタイムに変動する 価格で取引	1日1回提示される 価格で取引	取引時間内で定期的に 提示される価格で取引
為替差損が 生じる場面	円高・円安 いずれも可能	円安時のみ	円安時のみ
金利・利息・スワップポイント の受取	円高・円安いずれもあり （予測と逆に動いた場合）	円高時のみ	円高時のみ
決済時期・換金・解約	いつでも可能	原則満期時のみ	購入翌営業日以降の 取引時間内
資産保全	信託銀行に分離保管 原則全額保護	預金保険対象外 保護義務なし	信託銀行に分離保管

手数料は、1米ドルあたりで比較しましたので、小さな差に見えるかもしれません。
しかし、実際の取引では、1万単位が通常ですから、その違いは非常に大きな差になってきます。
FXの場合、多くの業者において、売買手数料は無料、実質のコストとなるスプレッドもごく低く抑えられているので、効率の良い取引が可能です。
一方、外貨預金などは、たとえ金利差による利益が発生したとしても、それを相殺してしまう、あるいはオーバーしてしまうような、高額な手数料が必要になります。
それでも例に挙げた米ドルは、もっとも安い手数料のクラスであり、ポンドなどでは往復8円程度といったさらに高い設定となっているのです。
これでは、あいだに入る銀行にとって“おいしい”商品であるにすぎず、投資のメリットがありません。

またFXであれば、マーケットの動きを見ながら、好きな時に決済して損益を確定させることができますが、外貨預金などではそうした柔軟な対応はできません。

加えてその業者や銀行が、万一破綻した場合などの資産保全の面からみても、FXでは法律により信託保全といって、預かった資産が分離保管されていますので、原則全額保護されますが、外貨預金では預金保険の対象ともならず、保護義務がないため、安全が保障されていません。

こうした点から、個人投資家にとって、効率の良い資産運用が可能でメリットが大きいのは、FXであるといえるのです。

レバレッジ、スワップで利回りアップ。

FXでは、まず業者に証拠金（＝手持ちの資産）を渡し、それを元手にその金額の何倍もの大きさの取引を行うことができます。
この証拠金にかける倍数がレバレッジで、5倍のレバレッジならば、100万円の証拠金で500万円の売買取引が可能になるのです。

そのため、金利にあたるスワップもレバレッジ5倍ならば、5倍になります。
仮に、1ドル＝100円のときに1万ドル購入し、スワップが100円／1日で続いていたとして、1ドル＝101円になったとすると、1カ月（30日）後には、10000ドル×5＝50000ドルの取引金額で、
為替差益による利益が（101－100）×50000＝50000円、スワップも3000×5＝15000円となり、合わせて65000円の利益を得られることになります。

手持ちの資産が少額であっても、レバレッジの仕組みにより大きな取引ができるため、スワップ益も大きくアップさせることができるのです。
これは個人投資家にとって、うれしいポイントですね。

銀行だから安心という訳じゃない！

また、とくに資産運用の初心者の方の場合、FX業者などに比べて、銀行なら良心的で安心、資産をそれなりにきちんと守ってくれそう、安全運用できそうと思われているケースもしばしばです。
しかし、そうした「銀行なら……」という前提は、根拠のない“なんとなく”のイメージでしかありません。
大切な資産を守り、きちんと管理・運用したいのならば、イメージではなく、現実をしっかりと見ることが重要です。
本当にお得で安心な方法を自身の目で確かめてみてください。

銀行よりもFXを選べば、手数料を節約でき、多くのメリットを得ることができます。
説明は理解したけれど、まだ不安が残る……という方は、まず少額でFXの口座を設け自分の目で確認しましょう。
ぜひ自分に合った、本当に賢い資産運用方法を見つけてみてください。