FXで勝つためには、基本と感情をおさえること!
FXの必勝法なんてあるわけがありません。仮にあったとしても、それを全員が実行できるものであれば誰しもが大金持ちになってしまいます。しかし、勝率を限界まで上げることは可能です。為替差益とスワップ金利、そして自分自身の感情を理解し、冷静に取引を行いましょう。それこそが勝率を上げる鍵。ここでは基本から見直した勝率の上げ方を解説します。
FXの勝利の手法は為替差益とスワップ金利
為替差益とは、文字通り為替の差で得る利益のことであり、簡単にいえば、通貨を安く買って高く売ることで出せる利益です。
FXの特徴として、「安く買って高く売る」だけでなく、「高く売ってから安く買い戻す」ということも可能です。

買いと売りのポジションを使い分けることで、円高でも円安でも稼ぐことが可能です。
もう1つのスワップ金利とは、2国間の通貨の金利の差のこと。日本円の金利が0.10%、米ドル金利が1.3%だったとすると、その金利差の1.2%をスワップ金利といいます。
この金利差を1日あたりの日本円に換算したものを、スワップポイントと言いポジションを保有していれば毎日もらうことが可能です。
為替差益を正しく理解せよ!
為替差益についてもう少し詳しく見て行きましょう。
為替差益とは、FXにおける基本中の基本であり、FXで利益を出すということは、まず為替差益を理解しなければ始まりません。
どのように為替差益を得ていくかというと、まず基本手法は「安く買って高く売る」ことです。

1ユーロ=120円で1000ユーロ購入し、1ユーロ=128円になったとき売却すれば、1ユーロあたり128-120=8の為替差が生じていますから、8×1000=8000円の為替差益を得ることができます。
しかし、同じく1ユーロ=120円で1000ユーロ購入し、予測が外れて1ユーロ=116円に動いた時、売却すると、(120-116)×1000=4000円の損になります。
これが為替差損で、売買のリスクになります。
取引ではリスクをできるだけ軽減し、相場の動きを予測して為替差益を狙っていきますが、100%リスクを回避することはできません。
あくまでもトータルで利益を出すことを目指します。
ただし、FXの特徴として、現物売買におけるケースとは異なり、先の基本手法以外に“売り”から入ること、「高く売ってから安く買い戻す」という手法も使えます。
ですから、損失が発生した先の例で、逆に1000ユーロの売りから入り、1ユーロ116円になったところで買い戻すと、4000円が為替差益になるのです。
このように、相場の動きを予測し、売りと買いを使い分ければ、どんな場面でも為替差益を狙うことが可能です。
スワップ金利を正しく理解せよ!
FXは外貨の売買をする取引ですから、必ず通貨がペアになっています。
「米ドル/円」「英ポンド/円」「英ポンド/米ドル」などといった表示を見ることがあるでしょう。
これら各国間での金利はそれぞれに異なり、その金利差をスワップ金利と呼びます。
日本円は超低金利状態が続いているため、円を基準にしたスワップ金利による利益を得やすい状況にあります。

たとえば、日本円の金利が0.10%のとき、高金利の豪ドルで金利が2.5%だったとします。
このとき金利差は2.4%で、その差額がスワップ金利として受け取ることができるものになります。
スワップ金利は業者によっても異なりますが、この差額を日本円に換算した時、仮に1日1万通貨48円となっていれば、1万豪ドルを保有していると、1日48円を利息のように毎日得ることができます。これがスワップポイントです。
1年間保有すれば48×365=17520円となり、かなりの利益となることが分かるでしょう。
ただし、金利差が低い方を買って保有している場合、マイナスになりますから、こちら側が毎日その分を支払わなければならなくなり注意が必要です。
この点を注意しておけば、短期の売買取引を行わなくても、外貨預金感覚で利益を得ていくことができるので、長期保有でFXの資産運用をしたい方には注目のものといえるでしょう。
FX口座はコストが安いところを必ず選べ。
FX取引では、相場の動きを予測し、2つの通貨の売買で利益を得ていきますが、せっかく利益を出しても取引コストによって、利益が相殺されてしまっては元も子もありません。
このコストはFX業者によってまちまちですから、口座開設にあたってはコストの安い業者を選ぶことが大切です。
FXにおけるコストには、取引手数料とスプレッドがあります。
ただ、現在ほとんどの業者で取引手数料は無料化されてきているので、実質のコストはスプレッドであるといってもよいでしょう。
FX業者のサイトなどでレートを見ると、売りと買いの数字に差があることが分かります。
この差の部分がスプレッドと呼ばれるものです。
日本では個人投資家が対象とする通貨ペアの大半が円を軸にしたものであるため、“~銭”と表示されることが一般的ですが、外貨同士の場合は“~pips”と示します。
売買取引の際、このスプレッドが毎回手数料のようにかかるものとなりますから、少しでもスプレッドが小さい(狭い)業者を選ぶと有利になります。
取引する単位が大きければそれだけ多額にかかるほか、取引回数を重ねていくと、塵も積もれば……で少額も多額になってしまいますので、業者選定の際にはしっかりチェックしましょう。

感情を殺して損切りは確実に。
為替市場は絶え間なく動き続けています。
どんなプロのトレーダーでも、FXで大きな勝ちを続けているトレーダーでも、その相場の動きを完璧に予測することはできません。
当たり前ですが、外れて損を出すこともあるのであり、全戦全勝などということはありえないのです。

そこで重要になってくるのが損切りと呼ばれるものです。
これは損失を確定させることで、その注文を出すことをストップロスともいいます。
予想とは反対に流れが動き始めたとき、これ以上損失を拡大させないために、損切りを行い、その損失を最小限にとどめるのです。
実はFXで勝つ最大のコツは、この損切りを上手くできるかどうかにあるといっても過言ではありません。
人間だれしも、自分の資産が目減りしてしまうことを自分の手で確定づけること、間違いを認めることは難しいものです。
しかし、躊躇している間に予想もしないほどに損失が膨らみ、これまでに出した利益を帳消しにしてしまったり、最悪の場合大きな損失を被った状態でロスカット(強制終了)となったりしてしまうこともあります。
もう少し待てば回復するはず……と期待したくなる心情はよくわかりますが、これこそが失敗のもとなのです。
自分なりにルールを定めるなどし、損切りを確実に、早く行うことがFXでは非常に重要です。
損切りを行ったら、気持ちを切り替えて、次のトレードに集中しましょう。
チャートの使い方をしっかり覚える。
FXでは相場の動きを予測し、売買のタイミングを的確に決めることが求められます。
しかし当然ながら、この予測が勘に頼るといった不安定なものでは、勝ちを重ねていくことはできません。
そこで、大いに参考になるのがチャートです。

チャートとは、過去の為替レートの値動きを、価格や時間を軸にとってグラフ化したもので、FX業者のページなどで見ることができます。
このグラフからさまざまな読み取りを行い、今後の動きを予測するのです。
こうした予測を行うことをテクニカル分析といい、さまざまなチャートと読み方とが存在します。
もっとも基本的なチャートはローソク足を用いたもので、1日の値動きを始値・終値・高値・安値の四本値に集約してローソク型の記号で示したものから成るグラフです。
赤い胴体はその時間に値段が上昇したことを、青い胴体は値段が下降したことを示し、胴体の上下ラインが始値・終値になります。
胴体から出ている線が上ヒゲ、下ヒゲとよばれるもので、この先の一番上の値段が高値、一番下の値段が安値となっています。
ローソク足には、1日の値動きを表す日足のほか、分単位で表す分足、月単位で表す月足、年単位で表す年足などがあります。
このローソク足チャートでローソク足の形や、ローソク足同士を結んだ補助線を書き込むことで、先の値動きをある程度予想していくことができるのです。
チャートの使い方は実戦で少しずつ覚え、実際の取引に活かしていきましょう。
実戦第一!少額取引でFXをやってみよう。
FX業者では初心者向けや練習用などとして、実際の資産を投入することなく、その取引を体験できるデモトレードというものを提供しています。
このデモトレードは、一般に無料で試すことができ、仮想マネーを用いて、実際の本取引と近い体験ができるとされています。

たしかに、そこではFX取引のような体験が提供されており、ここでじっくり腕を磨けば必ず勝てるようになるはず……と考える方も少なくありません。
しかし、「デモトレードだと勝てたのに、なぜ??」というFXトレーダーは山のように存在します。
これはやはりデモトレードと実際のトレードが異なるからであり、本当にスキルを磨くことができるのは、本取引、すなわち実戦のみであることを示しています。
デモトレードでは、取引システムや為替レートなどが実際とやや異なるといったこともありますが、もっとも大きな違いは、やはり自分の資産、本物の金銭が動かないという点です。
そのためにデモトレードはゲーム感覚となってしまい、分析を怠ってしまいがちなほか、実際の取引になると急に慎重になって損切りなどが的確にできないといったことが発生するのです。
少しでも早く勝てるトレーダーになりたいのならば、少額でよいので実際の取引に挑んでみましょう。
さぁ、まずは口座を開設して、本物のFXを体験してみてください。
口座開設だけは先に済ませておこう!

FX口座の開設には、2~7日の時間が必要になります。
時事世論や、それに伴う為替の変動で、まさに「今が取引のチャンスだ!」という機会にめぐり会えても、 FX口座を持っていないと、取引開始までにそのチャンスを逃していましています。
よって「FXをやってみようか」と悩んでいる場合でも、先に口座だけでも開設しておく方が効率的なのです。
その他にも、先に口座開設をすることで、
- 本やサイトの文字情報だけでなく、「本物の取引画面」を見てFXの勉強をすることが可能。
- FX業者主催のFXセミナーを無料で受講できる。
FX口座の開設や維持費はどこの業者も無料ですし、開設したからといってすぐに取引する必要もありません。 極端な話、数年後に取引開始しても問題ないのです。
少しでも気になったFX業者があれば、とりあえず開設だけは済ませておきましょう。
初めての方へ
初めてFXをする場合、まずは【少額投資・低レバレッジの取引】から始め、FXの世界を体感し、慣れることを第一に考えてトレードしましょう。
少額での取引を始める場合は、初回入会金額が少なく最低取引通貨単位が1,000通貨に対応しているFX業者を選んでトレードすることをオススメします。
1,000通貨単位での取引は、少しの資金から始められるというメリットがあり、実践しながらFXを学びたい人にはピッタリです。
実際に取引をすることでデモトレードでは味わえない緊張感を味わうことができ、少しの資金で始められますので、もしもの時も大きく損することもありません。
まずは1,000通貨で経験と知識を積み上げることをオススメします。
1,000通貨単位から始められる業者は当サイトにて一覧表にまとめていますので、是非、参考に選んでみてください。
すでに口座を持っている方は
1,000通貨単位での取引には手元に資金がなくても単価が低い分、様々な取引方法や通貨を試しやすいというメリットがあります。
自分のトレード方法を見直したい方や、今まで取り扱ったことのない通貨にチャレンジしたい際にはまさにうってつけです。
1,000通貨単位の場合、細かなポジション調整が可能ですのでリスクヘッジにも向いています。もちろんレバレッジを効かせれば十分な利益を上げることも可能です。
口座の開設方法

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