FXの長期運用をするならスワップポイントで稼げ!
FXの取引は相場のチェックなどが難しくて面倒くさそう、時間がないから無理、といったイメージがあるかもしれません。
じっくり取り組める、相場にはりついていなくても大丈夫なもので、簡単なものであればやってみてもいい、そう感じられているなら、FXのスワップで稼ぐ長期運用がおすすめです。
FXの長期運用はスワップポイントに注目!
FXの長期運用のキモはスワップポイント
このFXの長期運用法は、簡単に言うと、金利の高い外貨を長期保有し、日々生じる為替差益を得る手法になります。
頻繁な為替取引などしなくても、外貨を長期保有しているだけで生じたスワップ分の利益を毎日利息のように受け取ることができるのです。
その利益を決めるカギになるのがスワップポイント。このスワップポイントは、取引する外貨によって異なるほか、業者によっても違いがあります。
よって、FXの長期運用を行うには、まず通貨ごとのスワップの把握、業者ごとのスワップの比較を行い、自分が購入したい通貨のスワップポイントの高い業者を選んで取引を始めることが大事です。
次は実際に金額を交えて見てみましょう。豪ドルが今後上がると予測し、長期保有を前提で購入します。
1豪ドル=80円で10万豪ドルを購入し、1年間持ち続けたところ、円高に動いたので、1豪ドル=78円で売却したとしましょう。
売却レートでは購入時より損をしてしまったので、運用益では20万円の損となりました。

しかし、1日平均のスワップポイントが1万豪ドルあたり122円だったとすると、1日あたり122×10=1220円、365日積み重なって、合計は1220×365=445300円に。
20万円の運用損を差し引いても245300円の利益を出すことができたのです。
高い利益を出すためには、高いスワップポイントが必要なことはもうお分かりいただけるとおもいます。
こうしたことから一般的に、長期保有に適しているのは、豪ドルやNZドルなどの高金利通貨、あるいは米ドルやスイスフランなどの安定通貨が挙げられます。
イメージは銀行の外貨預金と同じなんです。
外為のリスクの低い長期運用というと、外貨預金が思いつくという方は多いと思われます。
FXには「外貨預金」という商品はありませんが、実質的には、同じことをしているとイメージしましょう。
銀行の外貨両替との違いをまとめると、銀行の外貨預金では、高額な為替手数料を申し込み時と解約時の2回支払わなくてはならないのに対し、FXでは売買手数料がかかりません。

また、スワップポイントとして銀行の金利と比べはるかに高い金利を日々受け取ることができます。しかも取引期間の制限もなく、損が膨らみそうになればいつでも手放せるので、リスクコントロールも可能と、有利な条件がそろっているのです。
税金についても、FXの場合、決済後に確定損益となるので、決済するまでは課税対象となりません。
メリット尽くめのFXですが、投資家がなすべきことは、銀行の外貨両替と同じ、口座を開いて希望の外貨を買うだけなので簡単ですね。
FX業者では、外貨両替に対応しているところもあり、銀行ならば3円~11円程度かかる外貨両替手数料を、無料や片道一律20銭といった格安に抑えることができます。
通貨に関わらず、コストをかけずに外貨両替ができ、外貨出金手数料も無料となるなど、お得なポイントが多数あります。
預ける、運用する、引き出す―FXならばいずれも外貨預金感覚で、それよりもはるかに有利な環境のもと、行うことができるのです。
長期運用でオススメは豪ドル。金利は3.5%!
スワップポイントは2国間の金利の差が損益となって発生するものです。日本の金利は0.10%と超低金利状態が続いているので、高金利通貨を購入すると、非常に高い利回りが期待できます。
2012年のデータを参照すると、オーストラリアの金利は3.5%であり、3.50-0.10=3.4%の金利差が見込めるのです。

1万豪ドル購入し、金利差が3.4%だった場合、具体的な日本円に換算すると1日約82円程度のスワップポイントを受け取ることができます。
1年間保有すれば、29930円程度の利益を利息のように受け取ることができるので、とても魅力的ですね。
豪ドルのような高金利通貨の場合、こうしたスワップポイントの長期運用で稼ぐことが可能です。
さらにここにレバレッジをかければ、より大きく稼ぐこともできます。
同じ条件で5倍のレバレッジをかけたとすると、1年間で149650円程度が得られる計算になります。
ただし、レバレッジをかけている場合、それだけ大きな取引金額を動かしていることになるため、ハイリスク・ハイリターンであるという意識も忘れてはいけません。
長期運用のなかでも、相場の大きな動きには注意し、円高傾向が強くなってきたら、早めに売りを出すとよいでしょう。
スワップはFX業者によって違う!
先にも少し触れましたが、スワップの値は一律に決まっているものではなく、FX業者によってそれぞれ異なっています。
ですから、取引を行う業者の選定も非常に重要なのです。

頻繁に売買を行うデイトレーダーのような手法をとる場合には、毎回の取引にかかるコストを重視して選ぶ必要があります。
しかし、長期運用を前提にスワップ金利の受け取りを狙っていくのであれば、やはりスワップ金利の高い業者を厳選することが、のちのちの成果に大きく影響してきます。
同じ豪ドルで見ても、ある業者では70円となっている同じ日に、別のある業者では47円となっています。
全く同じ取引をするのにもかかわらず、業者が異なるだけで、1日あたりに受け取るスワップが70-47=23円も違うのです。
この状態が1年続けば、10000豪ドルでも8395円の差が生じることになります。
スプレッドの低さを前面にアピールする業者もありますが、スワップ金利でこれだけの差があると、たとえスプレッドが10銭違っても、1万通貨の売買で出る差は1000円ですから、1日23円ずつ差が縮まり、約43.5日で差はなくなり、以後はスワップが高い業者のほうがどんどん得になっていきます。
最近では、どの業者も低コストで取引の活発化を促していますから、スプレッドの差が実際に10銭も出ることはきわめて稀であり、やはりスワップ金利の高い業者がお得といえるでしょう。
口座開設だけは先に済ませておこう!

FX口座の開設には、2~7日の時間が必要になります。
時事世論や、それに伴う為替の変動で、まさに「今が取引のチャンスだ!」という機会にめぐり会えても、 FX口座を持っていないと、取引開始までにそのチャンスを逃していましています。
よって「FXをやってみようか」と悩んでいる場合でも、先に口座だけでも開設しておく方が効率的なのです。
その他にも、先に口座開設をすることで、
- 本やサイトの文字情報だけでなく、「本物の取引画面」を見てFXの勉強をすることが可能。
- FX業者主催のFXセミナーを無料で受講できる。
FX口座の開設や維持費はどこの業者も無料ですし、開設したからといってすぐに取引する必要もありません。 極端な話、数年後に取引開始しても問題ないのです。
少しでも気になったFX業者があれば、とりあえず開設だけは済ませておきましょう。
初めての方へ
初めてFXをする場合、まずは【少額投資・低レバレッジの取引】から始め、FXの世界を体感し、慣れることを第一に考えてトレードしましょう。
少額での取引を始める場合は、初回入会金額が少なく最低取引通貨単位が1,000通貨に対応しているFX業者を選んでトレードすることをオススメします。
1,000通貨単位での取引は、少しの資金から始められるというメリットがあり、実践しながらFXを学びたい人にはピッタリです。
実際に取引をすることでデモトレードでは味わえない緊張感を味わうことができ、少しの資金で始められますので、もしもの時も大きく損することもありません。
まずは1,000通貨で経験と知識を積み上げることをオススメします。
1,000通貨単位から始められる業者は当サイトにて一覧表にまとめていますので、是非、参考に選んでみてください。
すでに口座を持っている方は
1,000通貨単位での取引には手元に資金がなくても単価が低い分、様々な取引方法や通貨を試しやすいというメリットがあります。
自分のトレード方法を見直したい方や、今まで取り扱ったことのない通貨にチャレンジしたい際にはまさにうってつけです。
1,000通貨単位の場合、細かなポジション調整が可能ですのでリスクヘッジにも向いています。もちろんレバレッジを効かせれば十分な利益を上げることも可能です。
口座の開設方法

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